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AIの優しさを、そのまま正しさにしないために

※2026/10/18配信のメルマガをもとに記事用に整えました。内容は配信時点のものです。

AIに励まされると、気持ちが軽くなることがあります。でも、気持ちのいい回答と、長い目で見て役立つ判断は同じとは限りません。日々AIを使う一人として、私が意識していることを書きます。

AIには、大きな落とし穴があると思っています。

これを知らないと、場合によっては人生レベルで判断を間違えてしまうかもしれません。

結論から言うと、

AIはあなたの味方になってくれます。

でも、

「あなたの味方」と「あなたにとって正しい答え」は、必ずしも同じではないんです。

ここが大きなポイントです。

まず最初にお断りしておきますが、私はAIの専門家ではありません。

最新のAIを全部チェックして、比較研究しているわけでもありません。

使っているのはほぼChatGPT。

たまにClaudeとGeminiを使うくらいで、98%はChatGPTです。

その前提で聞いてくださいね。

自分の話だけを聞いたAIの答えには、限界がある

私の感覚では、

特にGeminiは、ユーザーに寄り添う傾向が強いように感じています。

いわゆるカスタマーファーストですね。

これ自体は悪いことではありません。

例えば、

誰かとトラブルになったとします。

相手とのやり取りをAIに見せて、相談してみる。

すると、

「それは大変でしたね」

「あなたの考えは理解できます」

と、自分の立場を理解してくれたり、励ましてくれたりすることがあります。

これは嬉しいですよね。

私だって、否定されるより肯定される方が嬉しいです。

でも、ちょっと考えてみてください。

そのトラブルの原因が、実は自分にもあったとしたら?

AIが自分の話しか聞いていなければ、相手側の事情まではわからないですよね。

それなのに、

「やっぱり自分が正しいんだ!」

と思って突き進んでしまったら、どうなるでしょうか。

短期的には気持ちがいい。

でも、後になって、

「あれ?自分にも問題があったじゃん」

と気づくかもしれません。

それだったら最初から、別の視点も教えてもらった方が良かったと思いませんか?

以前、巨人軍の阿部前監督の件でも、AIへの相談が話題になりましたよね。

娘さんがChatGPTに相談し、児童相談所への連絡を経て、警察への通報につながったと報じられました。

もちろん、私は当事者ではないので、詳しい事情や誰がどう判断すべきだったかをここで決めつけるつもりはありません。

ただ、

AIとの会話が、現実の大きな行動につながる時代なんだなと改めて感じました。

参考:ITmedia NEWS(2026年5月26日)https://www.itmedia.co.jp/news/article/2605/26/1260526081/

AIと企画を進めても、「売れるか」は別の話

そしてこれは、人間関係だけの問題ではありません。

ビジネスでも同じなんです。

例えば、

あなたが新しいオリジナル商品を作ろうとしていたとします。

AIに相談すると、

「いいアイデアですね!」

「こういうデザインはいかがでしょう?」

「こんな機能を付けたら面白そうです」

と、次々に提案してくれる。

どんどん企画が進んでいくので、楽しいですよね。

でも、

そもそもその商品、本当に売れるんでしょうか?

実は以前、

AIと相談しながらオリジナル商品を企画していた方から、相談を受けたことがあります。

かなり細かいところまで企画を練り上げていました。

ところが、

私がボソッと一言、問題点を指摘したところ、

その企画はボツになりました。

結構な時間をかけていたと思います。

でも、

売れない可能性が高い商品をそのまま作ってしまうより、途中で気づけて良かったと思うんです。

ここなんですよね。

AIがいろいろなアイデアを出してくれることは素晴らしいです。

ただ、

こちらが聞きたいことだけ聞いて、気持ちのいい回答だけを受け取っていると、

大事な問題点を見落としてしまう可能性があります。

目先の心地よさと、長期的な良い判断は違う

私はAIについて、忘れてはいけないことがあると思っています。

それは、

AIも商品だということです。

ユーザーが使いやすいように、満足してもらえるように、いろいろな工夫がされています。

でも、

今この瞬間に気分が良くなることと、

半年後、1年後に「あの判断で良かった」と思えることは、全然違う場合がありますよね。

これ、クレジットカードなんかもちょっと似ていると思います。

年会費が安い方が嬉しい。

特典がたくさんあれば嬉しい。

でも使い方によっては、年会費の高いカードを選んだ方が、トータルで得することもあります。

目先の得と、長期的な得は違うんです。

AIについても同じだと思います。

「あなたは間違っていません」

と言ってくれるAIと、

「その考え方にもメリットはありますが、ここには問題がありますよ」

と指摘してくれるAI。

あなたなら、どちらを使いたいですか?

正直に言えば、

私も肯定される方が気持ちいいです(笑)

それで失敗したこともあります。

最近はAIもかなり進化して、こういった問題も少しずつ改善されていると感じています。

あえて反対意見を聞き、最後は自分で判断する

でも私は、

AIを使うときには、あえて反対意見を聞くことも大切だと思います。

「この考え方の問題点は?」

「自分が見落としていることは?」

「反対の立場だったらどう考える?」

こんな質問をするだけでも、見え方が変わることがあります。

そして最終的には、自分で判断する。

これが大事なんじゃないでしょうか。

最近はAIを使えば、本当に驚くほどいろいろなことができます。

私も毎日使いまくっています。

でも、

AIが便利だからといって、何でもそのまま信じていいわけではありません。

これからは、

AIをたくさん使えるかどうかよりも、

AIをどう使い、どう判断するか。

いわゆるAIリテラシーがますます重要になってくると思います。

AIの便利さに飛びついて、振り回されるのではなく、

AIを使った結果、

「自分の人生が良くなったなぁ」

と思えるような使い方をしたいですね。

ちなみに、

私が取り組んでいるAmazon物販でも、AIをかなり活用しています。

ただし、

どんな商品を扱うのか。

なぜそれが利益につながるのか。

どうやって事業として育てていくのか。

こういったビジネスの本質は、理解しておく必要があります。

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